ワンドラです。
今シーズンもそろそろ終わりですね。
俺は今年もACミランの試合を観戦していました。
ズラタン・イブラヒモヴィッチの引退、ブラヒム・ディアスがマドリーに帰ったり、サンドロ・トナーリがニューカッスルに移籍したと思ったらスポーツ賭博で出場停止になったりと、色々あったシーズンの始まりでしたね。
結果だけならインテルが独走しまくって優勝しましたが、ミランも2位が確定しており、個人的にはそこまで悪くなかったシーズンだったとは思います。
ただ、CLの準決勝まで勝ち進んだ去年と比べるとカップ戦で結果は残すことが出来ず、そこは残念でした。
とりあえず今シーズンも印象的な選手について書いてみます。
- ラファエル・レオン
今シーズンからブラヒム・ディアスが背負っていた背番号10番を継いだロッソネリの翼。
昨シーズンに比べるとかなり控えめな活躍になったかなと思います。
選手が入れ替わってレオンとテオの左サイド頼みから、右サイドからでも点が取れるようなチームに変わってきていることもあり、その影響もあるのかもしれませんが、波が激しいシーズンだったように見えました。
個人的にはテオ-トナーリ-レオンの並びが当たり前だった左サイドから、トナーリがいなくなってしまったこともあり、カウンターから始まる攻撃があんまり見れませんでしたね。
ただ、相変わらずノッている時は一人で攻撃を完結させてしまう為、もっともっと羽ばたいてくれることを期待しています。
レオン、俺達を導いてくれ。
- ルーベン・ロフタス・チーク
俺達が大好きなロフチー。
今年加入選手の中だとプリシッチと並んで活躍した選手だったと思います。
シーズン当初はフォーメーションが4-2-3-1から4-3-3になっており、ロフチーはその中盤を努めていましたが、シーズン途中から4-2-3-1に戻り、トップ下を務めるようになってからより圧倒的なフィジカルゴリ押しマシーンと化して得点も増えていきました。
特にセットプレイが弱点だったミランにロフチーが入ったことでCKからの得点も全体的に増えました。
個人的には今のミランでは攻撃でも守備でも最重要選手かなと思います。
ロフチーって呼び方、かなり気に入ってます。
- クリスティアン・プリシッチ
愛してる。
いや本当に上手いなって…。
ブラヒム・ディアスの後釜として右ウィングのスタメンですが、一人でどうにかしてしまうブラヒムとは違い、派手さはあまりないですが、裏付けされたテクニックに魅せられました。
シーズンの当初、レオンの不調、怪我人が重なったりしてた時期、いつも俺達を安心させてくれていたのはプリシッチなんです。
プレイスタイル的にはブラヒムの方が好みなんですけど、プレーを見れば見るほどその凄さを俺に見せてくれるプリシッチ、ミランに来てくれて本当にありがとうという気持ちです。
プリシッチ、どのゴールも上手くて悩みました。
- ルカ・ヨヴィッチ、ノア・オカフォー
同時に括るのは申し訳ないのですが、脅威のスーパーサブとして大活躍しました。
途中出場がほとんどにも関わらず、2人とも出場すれば勝ちを決定づけるゴールを決めるシーンが特に多く、すぐに好きになりました。
今季退団してしまうジルーの後釜は誰になるのかが気になりますが、この2人のどちらかになってくれれば嬉しいですし、もっともっと活躍してるところを見たい選手達です。
同じ試合ですが、リードされた終盤、ヨヴィッチの気合の同点弾、オカフォーの勝ち越し弾と、もしかしてこの2人って凄いのでは?と思わせてくれる試合でした。
俺達が愛した背番号9番。
どんな状況でもなんとかしてくれる、なんとかしてしまう偉大なるジルー。
今シーズンでアメリカに行くことが決まり、もうミランでプレーするジルーが見れないのは本当に寂しくて、悲しくて、でも感謝しかないんですよ。
ズラタンがきっかけで去年から見始めたミランの試合ですが、4-2-3-1を基本とするミランのCFをずっと努めていたんですよ。
衰え知らずジルーのプレーを見るたびに、
怪我もせずに毎試合スタメンに名前を連ねるジルーを見るたびに、
決めるべきところで結果を出し続けるジルーを見るたびに、
当初はズラタンが早く見たいなって思っていた俺の気持ちは大きく変わっていき、ジルーのプレーもずっと見ていたいなという気持ちになりました。
なんか書いてて泣きそうになってきたんですけど、それくらい俺の中でジルーという存在は大きくなっていました。
年齢的にアメリカが最後にプレーする地だと思っていますが、怪我もせずに最後まで元気に走り続けて欲しいですね。
ジルー、今までありがとう。
メニャンが退場…交代も出来ない…どうなるんだ!?
GKオリヴィエ・ジルー!?!?!?!?
迫真のビッグセーブもそうですが、試合終了後にみんながジルーに飛びついて抱きしめるところが本当に良いなあ…って、今シーズン一番好きなシーンです。
ジルー、今までありがとう。(2回目)
本当はラインデルスだったり、アドリだったり、書きたい選手はもっといるのですが、これ以上はもう長くなるのでここまでにします。
冒頭に書いた通り、今シーズンは主力選手が何人もいなくなりましたが、なんだかんだ2位でフィニッシュと、見てて面白いシーズンでした。
ただ、ピオリの解任が決定的と言われており、来シーズンからは新しい監督が就任するんだと思いますが、情報を見てる限りまだ決まってはいないようです。
サイクルの終わりと見れば仕方ないと思いますが、ミランを立て直し、セリエA優勝にCLベスト4と結果はちゃんと残しているピオリをまだ契約が1年残ってるところで解任するのはどうなんだろうなという思いです。
選手に関してもテオとメニャンの契約の話をしているそうですが、多分メニャンは放出されてしまうんじゃないかなと思います。
2人ともスクデットを取った中心選手でありますが、ブラヒム、トナーリのように去ってしまうと寂しいので出来るなら今後もミランで活躍し続けて欲しいですね。
ありがとうございました。