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茅原実里

知ってる方は多いですが、彼女の主な職業は声優で、代表作と言えば、やはり「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希、「みなみけ」の南千秋、最近のだと境界線上のホライゾンのホライゾン・アリアダストでしょうか。

比較的クール系なキャラを担当することが多いのはブレイクするきっかけとなった長門有希のイメージが強いからだと思います。

しかし、彼女のデビュー作は「天上天下」の棗真夜であり、長門有希のイメージとは大きく異なります。

結局有名になったのが長門有希なのだか仕方ないとは思いますが、長門有希を演じた2006年以降、様々なキャラクターを演じ、長門のキャラソンで注目を浴びるようになった歌唱力も、ダカーポⅡの白河ななか役として大きく登場し、またクール系キャラ以外も演じられることを知らしめたことにもなりました。

しかし、昔はよく言われてましたが、彼女は演技についてはあまり評価が高くありませんでした。

所謂感情移入が下手というか、どうしても”演技”というより、少し気持ちを乗せてただ喋ってるだけのようにデビュー当初の作品はそういう印象を感じました。

となると、なおさら、クール系キャラが印象強くなるのは当然で、長門有希だけでなく、南千秋、らき☆すた岩崎みなみでまた一段とそのようなイメージが強くなっていきました。

しかし、大きく変わってきたのは2008年の喰霊零の、土宮神楽、咲の龍門渕透華でした。

いつのまにこんなに上達したのか、はたまた今までのはあえてそういう演技をしてただけなのか、と思うくらいの上達っぷりです。

この二人のキャラを演じたことにより、幅はさらに広がりました。

個人的に気に入ってるのは、世紀末オカルト学院の中川美風役ですね。

善と悪を同時に演じ分け、また同じ声にならないよう、しかし善と悪を使い分ける声の使い方。

文句無しです。

これらによりクール系の声優ではなく、万能型の声優として認知されつつあるのではないでしょうかと、僕は考えてます。

これからも”長門有希の声優”ではなく一人の中堅声優として、どんどん活躍していって欲しいですね。